ディスクは大きさに応じて穴の数が異なり、つまみやすくなっているだけでなく、
穴の数に比例して円盤が大きくなることで、
1から5までの数と量の認識を体感的に育てます。
サイコロはディスクの大きさにあわせて本体が直径4~8cmのすり鉢状になっています
大きいディスクはそれより小さい溝には入りません。
順にはめるときれいに収まります。
ただはめるだけで面白いのか?というのは大人の視点です
適当に入れていくと入れられなかったディスクが余ってしまいます。その時、どうして残るものがあるのか考えます。
よくわからなくてそのままにしていくかもしれないし、
また全部出してやってみるかもしれません。
小さな子どもは出したり入れたりと同じことを何度も何度も繰り返します。
大人には同じことに見えても、子どもにとっては毎回新たな発見があったりするのです。また、できなかったことができるようになるという達成感も
味わっているのかもしれません。
こうして遊びながら子どもたちは感覚的に数や大きさ、深さなど
様々なことに気づいていきます。
ころころ転がしたり、何かに見立てたり、指にはめたり、
子どもが自由に発想を広げて遊ぶのを見ることができるのもまた
シンプルな玩具ならではの魅力です。
このディスクキューブはフィンランドのJussila/ユシラ社の代表的おもちゃの一つ。この会社は頑固なこだわりがあり、製作に適した木がないときには、製造されないので欠品になっていることも多いそうです。日本に入ってきたのは1978年頃のこと。ネフ社クルト・ネフ氏のデザインです。
■■■ Maple’s Toy Box■■■
オフハウス500円
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